サイレントキラー・高血圧が危険な病気と呼ばれる理由とは

高血圧がサイレントキラーというのは知っているでしょうか。日本人で高血圧で治療を受けている人は約781人にもなります。また、高血圧がサイレントキラーと呼ばれているのにはわけがあります。高血圧は生活習慣病の一つですが、初期症状や高血圧になった際の症状がほとんどといっていいほど、感じることがありません。

しかし、頭が痛くなったり、めまいがする時がありますが、ほとんどの人は「気のせいか」で済ませる場合が多いのです。しかし、高血圧は気のせいではなく、徐々に体を蝕んでいきます。

高血圧には様々な合併症が有りますが、合併症は急に起き、高血圧の合併症が原因で、死に至るというのも良くあります。自覚症状が無いから非常に恐ろしい病です。

さらに、生活が不規則な人や食生活が乱れている人は高血圧になりやすく、40歳以上の男女は特に気を付ける必要があります。ですが、危ないといわれている高血圧に罹っても血圧と下げようとしない人も多くいます。自覚症状がなく、ほとんどの人は軽く考えている場合も非常に多いのです。

サイレントキラーと高血圧が危険な病気と呼ばれる理由とは、サイレントキラーといわれている高血圧ですが、自覚症状や初期症状がありませんので、分かり難く、合併症を引き起こし亡くなる場合が非常に多くあります。

自覚症状がほとんどありませんので、気が付きにくい方もいますが、高血圧だと気が付いているにも関わらず、治療しない方も多くいます。自覚症状が無く、自分で「まだまだ大丈夫だろう」、「高血圧ってこんなもんか」と感じていますので、高血圧になっても放置する方が非常に多くいるのが現状です。

しかし、放置すると、血圧は上がり動脈硬化といわれている血管が狭くなったり、血管が固くなる現象が起きます。動脈硬化が起きると血管が脆くなり、血管が傷つきやすくなります。しかし、自覚症状は軽い頭痛になりますので、余り深刻にとらえている人が少ないのです。

高血圧を放置すると、心臓病や脳梗塞、脳卒中になる恐れは非常に高くなります。定期の健康診断などで「血圧が高い」といわれていても、血圧を下げようとしない場合は、血圧が上がっていく方が非常に多くあります。

血圧が上がると、高血圧からの合併症が起き、自覚症状が無いのにも関わらず急に死に至る時もあります。

体を静かに蝕んでいきますので、非常に分かりずらいですが、血圧が高い場合は、早めに治療か血圧を下げる食生活をしなくてはならないのです。血圧が高くなくても40代からは定期に血圧を測る日を決めておくと自分で血圧を管理できます。

生活習慣を見直す必要があります。喫煙をする人で高血圧になり、心臓疾患などを起こす人は約16倍にも増えています。血圧が高めなのが気になる人はまず、喫煙や飲酒などを少なくするのが非常に必要になります。また、肥満気味な人も高血圧になる可能性は非常に高く、喫煙と同じくらいに心臓疾患に罹りやすくなります。

高血圧の状態が続くと、心臓は、耐えようとして対応しますので、心筋を増やして大きくなります。心臓が大きくなるのは心肥大と言われているものです。

心臓は、全身に血液を送っていますが心臓が大きくなると、血液を送るポンプが弱くなり、やがて心不全になり、亡くなる可能性が非常に高くなります。

他にも、心臓に酸素と栄養と送っている血管がありますが、酸素と栄養が動脈硬化によって、血管の道幅が狭められたり、血管がもろく、傷つきやすくなりますので、血小板が発生して、血栓ができます。血栓ができたり、血液を送る量が少なくなると、心筋梗塞や狭心症になります。

サイレントキラーは血管や心臓に合併症をもたらす。高血圧がサイレントキラーといわれているのは、自覚症状が無かったり、それほど危機感が無いほど血圧が高くても気にならない症状ですが、高血圧によって合併症が引き起こされ、急に死亡する可能性がある恐ろしい病です。

さらに、多くの人が高血圧になると40代から急になったり、急に50代の時に亡くなる可能性も十分にあるということです。しかし、症状が余りありませんので、血圧が高いといわれても精密検査を受けなかったり、血圧が高くても放置する人が非常に多くいるのです。

高血圧だと気づかないまま急に、心筋梗塞や脳卒中などに起こす時もありますので、年齢が高くなった場合には、気を付けなくてはならない病なのです。しかも糖尿病も高血圧を引き起こす可能性があります。

どちらも、生活習慣病で糖尿病も自覚症状があまり分かりませんので、高血圧で糖尿病になってしまうと、糖尿病の方の合併症にも気をつけなくてはなりません。

サイレントキラーは、急に襲ってくる可能性がありますので、定期的に健康診断や自宅の家庭用電子血圧計で血圧を測ると早期発見ができるかもしれません。