肩こりや腰痛・下痢や頻尿の症状は高血圧の危険性が高い？

肩こりや腰痛、下痢、頻尿の症状がある場合は、高血圧の危険性が高い時があります。しかも、肩こりや腰痛が慢性化している際は分かりにくく、知らない間に高血圧になっている時もあります。

下痢で腹痛がある場合やない時でも、気にしなかったり、体に異変が起きていると感じる方は少ない場合があります。唯一、頻尿の症状が起きると、体で異変が起きていると感じる可能性がありますが、肩こりや腰痛は、非常に気が付きにくいのです。

では、肩こりや腰痛、下痢や頻尿の症状は高血圧の危険性があるのでしょうか。

肩こりや腰痛の症状は高血圧の危険性が高い場合があります。肩こりや腰痛の症状は、原因が特定できないと言われている、本態性高血圧ではなく、血管疾患や内分泌疾患などの病気が伴って起きている二次性高血圧症の可能性が高くなります。

高血圧によって、腰痛が起きている場合がありますが、腰痛は、腎機能の障害や内科系疾患が合併した時に表れやすいと言われています。腰痛が起きるのは、内臓の肥大によるものと言われていて、内臓が大きくなると腹部や腰が圧迫され、腰痛を引き起こします。

肩こりと高血圧、主に更年期障害を患っている女性に見られやすく、高血圧で頭や首筋が重くなるよりも首や肩、頭が痛くなると不安な気持ちが増え、ストレスが溜まり、血圧が高くなりますので肩こり症候群になります。

しかし、更年期障害や肩こり症候群は、治療すると症状が軽くなり、血圧もバランスが取れる可能性が高くなるのです。

下痢や頻尿の症状は、高血圧の危険性が高い場合があります。下痢は消化器官で高血圧とは関係がないと考えがちですが、下痢や頻尿の症状も高血圧の可能性があります。

下痢の症状は高血圧の危険性が高い、日常生活の中ではストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まると、イライラしますので、興奮状態になると脳から成分として、アドレナリンが分泌され、心臓血液量が増加し、血圧が上がります。

しかも血圧が継続して上がっていると過敏性腸症候群になる場合があります。過敏性腸症候群は、ストレスなどで、下痢や便秘、腹部の不快感が慢性的に繰り返されることを言います。

ですがストレスだけではなく、高血圧を下げる場合に利用する薬が下痢を起こす場合もあります。高血圧で服用した薬や小腸で分解して、吸収されますが、吸収されないまま大腸に行くと、大腸に不快感を起こし、下痢が出やすくなります。

頻尿の症状は、高血圧の危険性が高く、頻尿はおしっこの回数が何度も増える症状ですが、高血圧になっている場合は、体内に塩分をたくさん摂り入れた場合、腎臓が「血液内の塩分が多い」と判断します。

腎臓の血液内の塩分が多い場合は、夜間に血圧を上げる物質を分泌して、血管内の圧力を利用して、塩分と水分にわけ、排尿として塩分を出そうとします。しかし、塩分を摂り過ぎると、塩分が体内から出て行きやすくなりますので血圧が高くなり、何度も排尿が見られ、頻尿になります。

また、血圧が高くなり、血液を押し出している心臓に負担が掛かり、心房利尿ホルモンと言われるホルモンを分泌させ、排尿を促し、体の負担を減らそうとします。自分自身の体を防御しますので、頻尿の症状が表れる場合があります。頻尿の症状は、高血圧から身を守ろうとして起きます。