糖尿病の症状とは?糖尿病の初期症状とは

現在、日本国内では成人の4~5人のうち1人が、糖尿病や糖尿病予備軍を抱えていると推測されています。また、日本国内だけではなく世界的に患者数の多い糖尿病は、いくつもの症状が表れてしまうことが特徴的です。

この糖尿病は、自身にも起こりうる可能性のある病気だと言っても過言はありませんので、予防や対策のためにも症状に関する知識が必要です。

特に、尿の異変や体が疲れやすいなどの初期症状を早いうちに見極めることができれば、糖尿病がこれ以上悪化することや合併症の発症も避けることもできますので、しっかりと把握しておきましょう。

糖尿病の症状とは?

糖尿病の症状は、血糖値が高くなることから始まり、その状態で生活を続けていることで血管がもろくボロボロになってしまいます。その血管は正常に働くことができず、全身へ栄養の供給が途絶えてしまうことで、臓器に様々な障害が起こってしまうのです。

糖尿病の主な症状の例

    喉の渇きを頻繁に感じる、尿の量と回数が増える、自然に体重が落ちる、
    疲れやすくなる、立ちくらみや手足の痺れ、性欲減退や月経異常など

喉の渇きが頻繁に感じることと尿の量や回数が増えるのは、尿に糖が出ることで水分も多く排出してしまい、脱水状態で水分が欲しくなってしまうためです。

また、体重が落ちるのは、本来であればエネルギーとなる糖が尿として排出されてしまい、その代わりにたんぱく質や脂肪がエネルギー源として利用されているためです。この体重の減少とエネルギーが不足することによって疲れも感じられるため、糖尿病の症状は、体に様々な影響を与えてしまうものなのです。

糖尿病の初期症状とは

多量の量の尿がでることや喉が渇くこと、ダイエットをしているわけでもないのに体重が落ちるといったものが、典型的な糖尿病の初期症状です。特に、食事や運動の際、喉の渇きが尋常ではないと感じられる場合は糖尿病と疑っても過言ではありません。

また、脱力感や疲労感などは、食後や空腹時などの血糖が高くなったり低くなったりする際に表れます。この疲労感が日中でも眠気を誘う程であることも要注意です。さらに、手足のしびれや肌の乾燥や痒み、視力の低下や痛みを感じにくい、甘い物が欲しくなるといった多彩なものがあります。

しかし、痛みや不調が無いことから、そのまま何の対処も行わない方が多いため、後から糖尿病の合併症などに苦しんでしまう方もいるのです。

このように、糖尿病には初期症状から自覚することがあります。これらの症状が表れた際には、糖尿病による合併症に繋がる前に、できるだけ早めに対処を取らなければなりません。

まずはこの症状が当てはまっていないか、日常生活を振り返り、チェックをすることが必要となるのです。

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