高血圧になりやすい食事とは?高血圧になりにくい食事とは

昔は高血圧や糖尿病などのいわゆる生活習慣病は、ある程度年齢を重ねた方に多い症状でしたが、最近は若い人にも増えていますね。若い世代が生活習慣病を発症する原因としては、食生活が大きく関わっているとされています。

では、生活習慣病の1つである高血圧になりやすい食事とはどのようなものなのでしょうか。また、逆に高血圧になりにくい食事はあるのでしょうか。

そこで、高血圧になりやすい食事、なりにくい食事について下記にまとめました。

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高血圧になりやすい食事とは?

高血圧になりやすい食事とは、やはり何と言っても塩分の多い食事です。健康食として人気の和食ですが、和食に欠かせない醤油や味噌などは塩分量の高い調味料です。そのため、和食を食べているから大丈夫ということはなく、使用する調味料の量に注意する必要があるのです。

また、外食も高血圧になりやすい食事と言えます。全ての外食がそうだというわけではありませんが、外食は味付けが濃いものが多く、また油を多量に使用したメニューも多いのが事実です。

ラーメンやうどん等の麺類の汁、丼ものなどにはかなりの塩分が含まれています。さらに、揚げ物など油の多い食事も高血圧になりやすい食事の1つです。特にファーストフードなどで使用されているショートニングという油には、トランス脂肪酸が多く含まれており、高血圧を引き起こしやすいとされています。

上記で記載した通り、高血圧になりやすい食事としては、塩分や油を多く含む食事が挙げられます。ただ、単に塩分と油を控えれば良いというわけではありません。

そもそも大前提として、食べ過ぎは肥満の元となり、結果的に高血圧になるリスクが高まります。また、甘い物やアルコール類も適量であれば問題ありませんが、過剰摂取は肥満、そして高血圧や糖尿病など生活習慣病の原因になります。

高血圧になりにくい食事とは

高血圧になりにくい食事としては、塩分や油の使用量を控えるという点はもちろんですが、同時にミネラルを多く含む食事を摂ることも重要です。というのも、カリウムやマグネシウムなどのミネラルは過剰な塩分を排出して血圧を調整してくれる働きがあります。

そのため、カリウムやマグネシウムを多く含む下記のような食品を使用したメニューは、高血圧になりにくい食事と言えるでしょう。

カリウムが豊富な食品

カリウムが豊富な食材は様々ありますが、特にアボカドはカリウムが非常に多く含まれています。また、バナナやリンゴなどの果物にもカリウムは含まれています。果物や野菜類は食物繊維も豊富ですので、カリウムとの相乗効果で高血圧予防にはおすすめです。

他に、豆類やキノコ類にもカリウムが多く含まれています。ただ、カリウムは加熱に弱く、水溶け出しやすいという特徴がありますので、出来る限りそのまま食べる方が効果的です。

ただ、腎臓の病気を患っている方の場合、カリウムをきちんと排出できずに体内に蓄積してしまい、非常に危険ですので注意しましょう。

マグネシウムが豊富な食品

マグネシウムが豊富な食品としては、アーモンドなどのナッツ類、ワカメなどの海藻類、魚介類などが挙げられます。中でも特におすすめの食品としては、牡蠣などの貝類、イカやタコなどです。これらにはマグネシウムだけではなく、タウリンという栄養素も豊富に含まれています。

タウリンは血圧の上昇を抑えて血圧を正常に保ってくれる働きがあります。そのため、マグネシウムなどのミネラル類と同様に、タウリンを積極的に摂ることで高血圧予防に繋がります。

上記で記載した通り、ミネラル類やタウリンは高血圧予防として積極的に摂取したい食品です。ただ、高血圧になりにくい食事としては、まずは栄養バランスのとれた食事を心がけることが重要です。偏った食事は肥満の元となり、結果的に高血圧を引き起こしやすくなりますので注意が必要です。

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