収縮期高血圧とは?収縮期高血圧の原因とは?

一言で高血圧と言っても、人それぞれ様々な症状があります。常に血圧が高い状態の方もいれば、仮面高血圧のようにある一定の条件下でのみ血圧が高くなる場合もあります。

そんな多種多様な高血圧症状の1つとして、収縮期高血圧と呼ばれる症状があります。

そこで、収縮期高血圧とはどのような症状なのか、また収縮期高血圧の原因についてまとめました。

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収縮期高血圧とは?

収縮期高血圧とは、収縮期血圧の数値のみが高い状態を指します。収縮期血圧とは、最高血圧のことです。

収縮期高血圧では、拡張期血圧、つまり最低血圧は正常値なのに、収縮期血圧(最高血圧)は高血圧の数値を示します。

一般的に、収縮期血圧(最高血圧)の正常値は130mmHg未満、拡張期血圧(最低血圧)の正常値は85mmHg未満となります。拡張期血圧が85mmHg未満の正常値であっても、収縮期血圧が130mmHg以上であれば、収縮期高血圧となります。

収縮期高血圧の数値について

収縮期血圧(最高血圧):130mmHg以上
拡張期血圧(最低血圧):85mmHg未満(正常値)

収縮期高血圧の場合、収縮期血圧は高い数値ですが、拡張期血圧は正常値を示しますので、それほど問題ではないと考えている方もいるかもしれません。

しかし、収縮期高血圧は当然高血圧症状の1つとなりますので、そのまま放っておくと非常に危険です。

収縮期高血圧の原因とは?

収縮期高血圧の原因とは、主に老化による動脈硬化だとされています。動脈硬化とは、簡単に言うと中性脂肪やコレステロールなどが原因で血管が固くなったり詰まったりする症状です。

動脈硬化になると、血管の柔軟性も損なわれ、血液もスムーズに流れにくくなります。収縮期血圧(最高血圧)は、心臓が収縮した際の血圧となりますので、固い血管であればあるほど必然的に血管内の圧力も高くなります。

一方で、拡張期血圧(最低血圧)は、心臓が拡張した際の血圧となりますので、固い血管であってもそれほど過剰な圧力が掛かることはありません。

そのため、収縮期血圧(最高血圧)が高く、拡張期血圧(最低血圧)は正常値という収縮期高血圧の症状が現れるのです。

収縮期高血圧の主な原因は、動脈硬化となりますので、年齢を重ねれば重ねる程リスクは高くなります。実際に、収縮期高血圧で悩んでいる方の多くが高齢者と言われています。

ただ、動脈硬化は、加齢の他にも糖尿病や肥満など生活習慣病が原因で症状が進行する場合もありますので、最近は若い方でも収縮期高血圧を発症するケースもあります。

収縮期高血圧は、動脈硬化が主な原因ということもあり、他にも心臓や脳などに重大な病気を発症している場合もあります。拡張期血圧(最低血圧)は問題ないからと言って軽視せずに、収縮期血圧(最高血圧)が高い場合は、早急に改善する必要があります。

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