隠れ糖尿病とは?隠れ糖尿病の症状・特徴とは?

糖尿病は、今や日本の国民病とも言えるほど年々患者数が増加している病気です。糖尿病は、初期段階でははっきりとした症状が現れにくく、自覚症状がないままに症状が進行するという怖い病気ですよね。

そのため、自分では糖尿病であるということに気付かずに、治療などをせず普通に生活しているという方が多いのも事実です。特に最近は、隠れ糖尿病という言葉もよく聞くようになってきましたね。

そこで、隠れ糖尿病とはどういったものなのか、そして隠れ糖尿病の症状や特徴についてまとめました。

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隠れ糖尿病とは?

隠れ糖尿病とは、普段は正常な血糖値にも関わらず、食後に測定すると血糖値が大幅に上昇しているという状態です。

そのため、主に空腹時に測定する健康診断などでは糖尿病と診断されたことがないのに、実は糖尿病だったというのが隠れ糖尿病です。

隠れ糖尿病の恐ろしいところは、医師にも指摘されないため、本人も知らず知らずのうちに糖尿病の症状が進行していってしまうということです。

実は、実際に糖尿病を発症していても、実際に糖尿病だと診断されているのはおおよそ半数程度だと言われています。

つまり、残りの半数の方は、糖尿病にも関わらず糖尿病だと診断されていない隠れ糖尿病ということなのです。

健康診断でも指摘されないから自分は大丈夫と思っている方も多いかもしれませんが、もしかすると実際には隠れ糖尿病の可能性があるかもしれません。

隠れ糖尿病の症状・特徴とは?

隠れ糖尿病の症状としては、糖尿病と同じく、これといった症状が現れず、なかなか自覚することが難しいという点があります。

ただ、隠れ糖尿病の方、つまり糖尿病の初期に現れやすい症状はいくつかあります。

食後に強い眠気を感じる

隠れ糖尿病の方は、空腹時の血糖値は正常ですが、食後は急激に血糖値が上昇します。そのため、食後の低血糖を起こして強い眠気を感じるという症状が起こりやすくなります。

もし、ご飯を食べる前は普通だったのに、食後に我慢できない程の眠気を感じるという方は隠れ糖尿病の可能性が高いと言えます。

食後に強い空腹感を感じる

食後の空腹感も隠れ糖尿病の代表的な症状の1つです。お腹いっぱいご飯を食べたにも関わらず、少し経つとまた空腹感を感じるというのは非常に危険です。

また、特に必ず甘いお菓子やジュース類が食後に欲しくなるという症状も隠れ糖尿病でよく見られる症状です。

隠れ糖尿病は早期発見が重要!

隠れ糖尿病は、上記で記載した通り健康診断などでも発見されずに見過ごされてしまうことが多くなります。

そのため、気づいた時には既に糖尿病が進行し、即刻入院が必要な程重症化しているというケースも少なくありません。

ただ、逆に言えば隠れ糖尿病の段階で糖尿病の改善に取り組んでいれば、糖尿病の進行を抑え、回復も期待出来ると言えますね。

隠れ糖尿病かどうかを診断するためには、食後の血糖値をしっかりと測定するというのが一番確実な方法です。

上記に記載した隠れ糖尿病の症状や特徴が当てはまると感じた方は、早急に食後2時間~3時間以内の血糖値を測定し、隠れ糖尿病のチェックを行うことが重要です。

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