血圧と性別の関係は?男性と女性はどちらが高血圧になりやすい?

血圧は食事や運動などの生活習慣、年齢などが影響しますが、実は性別による違いもあります。もちろん個人差はありますが、男性と女性では基準となる血圧の数値が若干異なるのです。

また、血圧の男女差は、血圧の上がりやすさ、高血圧になりやすいかどうかにも関係してきます。

男性と女性では、なんとなく男性の方が高血圧になっている方が多いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

そこで、血圧と性別の関係について、また男性と女性ではどちらが高血圧になりやすいのかについてまとめました。

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血圧と性別の関係は?

基本的には女性よりも男性の方が血圧は高めになります。血圧には心臓が収縮した際の収縮期血圧(最大血圧)と心臓が拡張した際の拡張期血圧(最小血圧)があります。

拡張期血圧には男女でそれほど大きな違いはありませんが、収縮期血圧については女性は男性よりもおおよそ5mmHg~10mmHgほど低く出るのが一般的となります。

ただ、血圧は年齢や状態によっても異なりますので、必ずしも男性の方が女性よりも血圧が高いというわけではありません。

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女性よりも男性の血圧が高い理由

女性よりも男性の方が血圧が高い理由としては、ホルモンの分泌量の違いがあります。

当然ですが、女性には男性よりも女性ホルモンが多く分泌されていますよね。実は女性ホルモンには、血管を拡張させる作用があるのです。

そのため、女性ホルモンの多い女性の方が男性よりも血管が広がりやすく、血圧も低く抑えられることになります。

男性と女性はどちらが高血圧になりやすい?

男性と女性はどちらが高血圧になりやすいかは、年齢によって異なります。まず、若い年代では、高血圧になる方は圧倒的に女性よりも男性の方が多いと言えます。

ただ、50代後半や60代以降の高齢になると、今度は男性よりも女性の方が高血圧だと診断される割合が多くなるのです。

20代~50代の高血圧

    20代~30代の高血圧患者の割合は、男性の方が女性よりも3倍以上多くなります。40代~50代頃までも男性の方が女性の1.5倍~2倍程度高血圧になる方が多いと言えます。

60代以降の高血圧

    60代の高血圧患者の男女の割合は、ほぼ同様になります。ただ、70代になると男性よりも女性の割合が高くなり、80代以降は1.5倍~2倍程度女性の方が多くなります。

50代、60代以降の女性が高血圧になりやすい原因は?

年齢による男女の高血圧の割合の違いについては、女性の更年期が大きく影響していると考えられています。

女性は、50代頃に閉経を迎えてホルモンバランスが大きく変化し、閉経前まで分泌されていた女性ホルモンが減少します。

また、女性ホルモンが減少することで、相対的に血圧を上昇させるホルモンの分泌量が多くなりますので、高血圧になりやすいのです。

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女性は更年期以降の高血圧に注意が必要

女性は若い年代のうちは、男性よりも血圧が低く高血圧になりにくいのですが、更年期を迎えることで一気に高血圧のリスクが高くなります。

そのため、血圧が高めだと感じた50代前後の女性は、早めに血圧を改善することが大切です。

高血圧対策となると、食事や運動など色々と大変だと思う方も多いかもしれませんが、自宅でできる簡単な方法もあります。

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