血圧と天気の関係は?天候が悪化すると血圧が高くなる原因は?

血圧は様々な要因によって変化しますが、血圧が高くなる原因の1つに天気があります。

毎日の天候によって私たちの血圧は上昇したり下降したりという影響を受けます。

ただ、普段生活している中で、天気による血圧の変化を自分で意識することはまずありませんよね。

そこで、血圧と天気の関係について、また天候が悪化すると血圧が高くなる原因は何なのかについてまとめました。

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血圧と天気の関係は?

天気が悪くなると、頭が痛くなったり、めまいを感じるという方は少なくないのではないでしょうか。

また、雨が降ると古傷が痛む、肩こりや関節の痛みがひどくなるという話を聞くことも多いですよね。

私たちの体は、天候によって少なからず影響を受けますが、自覚しにくい症状の1つが血圧の上昇です。

天気が悪くなる、つまり低気圧が近づいてくると血圧は自然と上昇します。逆に天気が良くなり、高気圧の状態になると血圧は下がっていきます。

気候による血圧の変化については、なかなか自分で自覚することはできませんが、血圧と天気は非常に密接に関係していると言えるのです。

天候が悪化すると血圧が高くなる原因は?

天候が悪化すると血圧が高くなる原因は、大きく2つあります。1つ目は外の気圧の低下に伴い、体内の血圧を上昇させてバランスを保つためです。

2つ目は、低気圧によって交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが乱れるためです。

主に2つの原因によっては、血圧は天候の悪化と共に自然と高くなっていくのです。

大気の圧力とのバランスを保つ

天気が悪くなるということは、大気の圧力が低下し、低気圧の状態になるということです。

大気圧が低下すると、私たちの体は血圧を上昇させて外部の圧力とのバランスを取ろうとします。そのため、大気圧が下がれば下がるほど血圧も上がりやすくなるのです。

また、低気圧によって血管が膨張することで、血液などの流れが滞り、頭痛や肩こりの症状も現れやすくなるとされています。

自律神経のバランスが乱れる

血圧の上昇や低下は自律神経によってコントロールされています。

自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、交感神経が活発になると血圧は上昇し、副交感神経が優位になると血圧は低下します。

自律神経がバランスよく働くことで、血圧を正常に保つことができるのです。

ただ、急に天気が悪化して雨が降ったり、あるいは逆に一気に快晴になるといった状態になると、急激な気圧の変化によって、自律神経のバランスが乱れ、結果的に血圧も影響を受けます。

血圧は気温にも影響を受ける?

血圧は雨が降る、晴れるといった天候はもちろんですが、気温によっても変化します。

基本的には、気温が高ければ血管が拡張して血圧は下がります。逆に、気温が低いほど血管が収縮しますので、血圧が上昇しやすくなります。

ただ、気温による血圧の上昇や下降は個人差がありますので、人によっては気温が高いことにストレスを感じて血圧が上昇する場合もあります。

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高血圧の方は季節の変わり目に要注意

天候によって血圧は少なからず影響を受けますが、特に注意が必要なのは季節の変わり目です。

春から夏、夏から秋、秋から冬といった季節の変わり目は、天候が安定せず、急激に変わりやすい時期となります。

天候の急激な変化は、自律神経のバランスを大きく乱し、血圧も変動しやすくなります。

普段から血圧が高めの方は、急激な血圧の上昇や下降によって脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まりますので、非常に危険なのです。

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