糖尿病性網膜症の症状とは?網膜症の初期症状・自覚症状とは

糖尿病の3大合併症の中に、糖尿病性網膜症がありますが、糖尿病の合併症にも自覚症状はあまり見られなく、発見が遅れる時が多くあります。

発見を遅れさせないようにするには、初期症状や自覚症状を把握しておくのが必要になります。また、糖尿病性網膜症になった際に現れる症状も把握して、早期発見を目指しましょう。

糖尿病網膜症になると段階を踏んでいき、症状は悪化しますが、小さな症状を見逃さないと、失明を免れる場合もあります。

初期症状は、非常に分かりにくいですが、糖尿病網膜症の検査をしたり、自覚症状をしっかりと把握をし、早期発見をして、なるべく早い段階から対処するのが大切です。

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糖尿病性網膜症の症状とは?

糖尿病性網膜症の症状とは、網膜は、目で物を見る際に大変重要な役割ですが、糖尿病性網膜症になると、網膜に張り巡らされている細い血管が傷つき、変形や詰まりを起こします。

毛細血管が詰まると、血液中で運ばれている酸素が目に届かなくなりますので、目に酸素が行かなくなり、酸欠状態になります。目は危険な状態から目に酸素を送ろうと新しい血管を生やします。

血管は詰まりやすい状態になっているだけではなく、新しい血管は非常に脆くできています。新しい血管を生やしますが、新しくできた血管は非常に脆い状態になりますので、すぐに、血管が破け、網膜剥離を起こすようになります。

網膜剥離を起こすと、目が霞んだり、失明する場合もあります。では、網膜症の初期症状や自覚症状には、どのような症状があるのでしょう。

網膜症の初期症状、自覚症状とは

網膜症の初期症状や自覚症状とは、初期の糖尿病網膜症は単純糖尿病網膜症と言われています。最初は、目の中に点状の小さな出血が起きますが、目に小さな出血が起きていても自覚症状はほとんどなく、血糖コントロールさえ良くなれば改善する場合もあります。

進行すると前増殖糖尿病網膜症になり、網膜に酸素が行き渡らなくなってきていますので、新しい血管を作るのですが、血管を作る際に自覚症状が出始めます。自覚症状は目が霞んだりなどの症状がありますが、全く自覚症状が無い場合もあります。

しかも、網膜光凝固術を行わなくてはなりません。さらに進行すると、 増殖糖尿病網膜症といい、もっとも重症な段階になります。増殖糖尿病網膜症になると、新しい血管が網膜やレンズの役割をしている硝子体と言われる部分まで伸び、新しい血管が破れると硝子体に出血する時があります。

硝子体は目の中で大切な部分ですが、出血が起きると、黒い影やゴミなどが見えるようになり、飛蚊症といった症状が、さらに強まり、急激な視力低下になります。網膜剥離になると増殖糖尿病網膜症の段階では手術をしても手遅れな場合もあります。

糖尿病性網膜症の症状は、自覚症状が少なくなりますので、すでに進行してから、治療する場合もありますが、ほとんどの場合、目の中の視力は元に戻りにくくなってしまいます。

早めにみつけるには、定期的な精密眼底検査を受けなくては、見付けられない可能性が高くなります。自覚症状が出てくる前に、糖尿病と言われた場合は、早めに検査を受けるのが大切です。

糖尿病性網膜症は3段階で、3段階になると何をやっても視力が回復しなかったり、急激に飛蚊症が始まった方は、網膜剥離になる可能性もありますので、目に異常があった場合は、対策をするのが大切です。

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