低血圧の基準・血圧が低い基準とは？低血圧の正常値とは
血圧の正常値を下回ってしまう場合、低血圧と診断されることがあります。
低血圧になってしまうことによって、立ちくらみなどを起こしてしまう可能性もあり、変動が激しい血圧の場合には、急に亡くなってしまう危険性もあります。
低血圧の正しい基準を知り、その血圧にならないように注意しなくてはなりません。
高血圧よりも軽く見られがちではありますが、急な病気になってしまうこともあるため、まずは、ご自身の血圧を測り、血圧を知っておくことも大切です。
血圧を知っていることで、低血圧、高血圧、正常値なのかを把握することができます。
食事制限不要！たった5分の簡単ストレッチだけで血圧が下がる！
低血圧の基準とは
低血圧の基準とは、世界保健機関で低血圧が決められており、最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHgの場合には低血圧となってしまいます。これまでは、世界保健機関でも具体的な数字は出ておらず、最高血圧が100mmHg以下の場合は低血圧となっておりましたが、現在では低血圧の基準値が決められています。
しかし、日本の厚生労働省では、最高血圧が90mmHg以下が低血圧とされていることもあり、どれが正しいのかを判断するのは、難しい場合があります。しかも、血圧は、変動があるため、一度測っただけの血圧では判断することは難しくなってしまいます。
ですが、血圧の変動が非常に多い場合には注意が必要となり、急に心臓や脳に血栓が出てきていしまい、亡くなってしまう可能性もあるため、血圧の変動が著しい場合には、気を付けなくてはなりません。
では、低血圧の正常値についてご説明いたします。
低血圧の正常値とは
血圧の正常値は最高血圧が129mmHg、最低血圧は84mmHgになっております。しかし、血圧は場所によっても変わってしまう場合があり、病院などで測る際には緊張しているため、正常な値よりも高い値が出てしまう場合があります。
さらに、自宅ではリラックスしていることもあるため、血圧の正常値は最高血圧が124mmHg、最低血圧が79mmHgとなっています。血圧は、年齢で変わってくることもあるため、これらの値にあてはまらない場合でも、低血圧の症状が出てしまう場合もあります。
このように、低血圧の基準値は決められているものの、場所や年齢によっても違いがあるため、一度測っただけで、低血圧と決めてはなりません。血圧は変動が激しいため、きちんとした、医師の診察を受け、低血圧と診断されるまでは低血圧ではない場合もあります。
血圧が気になっている場合には、自宅で同じ時間、同じ場所で測り、チェックしていくことで、血圧を管理することが大切です。低血圧の基準値は決められてはいますが、年間で血圧が変わる場合もあるため、一度測ったからといって、その血圧ではないこともあるため、注意しましょう。
