限度額適用認定証とは?糖尿病の治療費が高額になった時の対処法

病気になると、様々な心配事が出来ますよね。病状や病気の経過はもちろんですが、病気の治療に掛かる費用も大きな心配事の一つです。

病気になって病院で診察や治療、手術を受けると、その都度治療費が掛かります。健康保険に加入している場合は、一部が保険料で賄われますので、治療費全額が自己負担になるわけではありません。ただ、治療費が高額になると、必然的に自分で負担する金額も増えます。

では、糖尿病の治療費が高額になった場合、自己負担額を抑える方法や対処法はあるのでしょうか。

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限度額適用認定証とは?

限度額適用認定証とは、医療費の支払いが高額になった場合に、自己負担額を一定の金額で止めることが出来る認定証です。というもの、病院や薬局などで支払う医療費には国が定める自己負担限度額があります。

自己負担限度額は、被保険者の所得区分によって金額が異なります。例えば、標準報酬月額が28万円未満の方は約6万円、標準報酬月額が28~53万円未満の方は約8万円が自己負担限度額となります。

限度額適用認定証を取得するには、JFE健康保険組合や全国健康保険協会のHPから申請書をダウンロードして、JFE健康保険組合や全国健康保険協会に提出する必要があります。申請書を提出すると、後日限度額適用認定証が交付されます。

限度額適用認定証を病院や薬局の窓口で提出すると、支払額が国で定められた自己負担限度額までとなりますので、治療費が高額となる場合は忘れずに活用するようにしましょう。

糖尿病の治療費が高額になった時の対処法

糖尿病の治療費が高額になった時の対処法としては、上記で記載した限度額適用認定証や高額療養費の活用が挙げられます。糖尿病は、病状や治療方法、合併症を発症しているかどうか等によって掛かる治療費は大きく異なります。

ただ、糖尿病の場合は単に病院で診察や検査を受けるだけでも、数千円の自己負担があります。また、インスリン注射が必要な場合は、健康保険に加入していても月に1万円~3万円程は自己負担となります。

さらに、糖尿病の病状が悪化して人工透析が必要になった場合、治療費としては数十万円程とかなり高額になります。ただ、健康保険に加入してきちんと保険料を納めている場合は、高額療養費の制度が適用されます。

高額療養費とは、医療費の自己負担額が高額になった場合に自己負担限度額を超過した分の金額が後から払い戻される制度です。高額療養費は健康保険に加入している方なら、申請をすれば誰でも活用出来ますので、糖尿病の治療費が高額となった場合に自己負担額を減らすことが出来ます。

ただ、高額療養費は後から払い戻されますので、一時的には自分で高額な治療費を支払う必要があります。また、高額療養費は申請をしてから実際に払い戻しがあるまで3か月以上掛かります。

そのため、もし予め高額な治療費が必要になると分かっている場合は、限度額適用認定証を活用した方が良いでしょう。限度額適用認定証は、支払の際に自己負担限度額が適用されますので、一時的に高額な治療費を支払う必要もなく便利です。

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