糖尿病はぜいたく病?自覚症状が出ない非常に危険な病気
糖尿病は非常に辛い病気で、かかってしまうことで様々な合併症を発症させてしまいます。しかも、自覚症状が非常に少ないため、かかっていることに気が付かない方が非常に多くいるのです。
糖尿病は、かつて食糧難の時代には「ぜいたく病」だと思われていました。空腹で食べ物に困っている人は発症せず、食べたい時に好きな食べ物を十分に食べられる人に見られる病気だったのです。
ですが、現代の日本ではほとんどの方が食糧に困ることはなくなり、食べたい時に食べたい物を食べられるようになったため、糖尿病の症状で悩まされる方が増えてきました。
糖尿病は様々な合併症を引き起こす
糖尿病とは、体内のインスリンなどのホルモンがうまく機能しなくなった為に、血液中の血糖値が高くなる病気で、様々な合併症を引き起こします。
糖尿病は、空腹時血糖値やブドウ糖負荷試験2時間後血糖値、ヘモグロビンA1cの値と回数によって診断されます。
喉の渇きや体のむくみ
仮に糖尿病と診断されても、自覚症状が現れない方もいますが、一般的な症状としては、のどの渇きや体の倦怠感、身体のむくみ、性欲の低下や抵抗力の低下による細菌感染などもあります。
視覚障害や手足のしびれ
さらに、ものが見えにくくなる視覚障害や手足のしびれ、痛みや立ちくらみ、足がつったりしびれて歩きにくくなったりもします。また、心筋梗塞や脳梗塞なども引き起こす非常に危険な病気なのです。
糖尿病はわかりにくく、自覚症状がほとんどないため、急に手や足がしびれたり、目の症状でいうと急激に目が充血して、右半分が見えなくなっていたということもあるのです。糖尿病の自覚症状はそれほどわかりにくいものです。