血糖値とは?血糖値が上がる原因とは

健康診断に行った際に、医師から血糖値が高い、あるいは高血糖気味だと言われたことはありませんか?血糖値が高いと様々な病気にかかるリスクが高くなるということは一般的に広く知られていますね。

しかし、そもそも血糖値とは何なのか、そしてなぜ血糖値が上がるのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、血糖値とは何なのか、また血糖値が上がる原因について下記にまとめました。

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血糖値とは?

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度を示す数値です。血糖値が高い程、血液中の糖分が多いということになります。健康な人の血糖値はおおよそ70~109mg/dlとされています。ただ、食後は血糖値が高くなりますので、健康な人でも140mg/dl程度まで上昇します。

通常血糖値は正常な濃度に保たれるように、いくつかのホルモンによって調整されています。血糖値を上昇させる際には、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが働き、逆に血糖値を下げるためにはインスリンというホルモンが働きます。

しかし、これらのホルモンが正常に働いていないと、血糖値が上昇したままになったり、下がったままになったりします。血糖値は上がり過ぎても下がり過ぎても私たちの体に異常をきたします。

血糖値が上昇し高い状態のままになると、体は脱水症状を起こして異常に喉が渇くようになります。また、血液中の糖を排出しようとして多尿や頻尿になりやすいなどの症状も見られます。血糖値が高い、いわゆる高血糖の状態が続くと、糖尿病や心筋梗塞といった重大な病気にかかるリスクが高くなります。

逆に、血糖値が低い状態の場合は、強い倦怠感や疲労感に襲われます。他には冷や汗や体の震えも起こり、悪化すると意識を失ったり昏睡状態に陥る危険があります。

血糖値が上がる原因とは

血糖値が上がる原因はいくつかありますが、まずは食事の問題があります。特に糖分の高い甘い物やお酒などを過剰に摂取していると、血糖値が上がりやすくなります。また、食生活が乱れていると、肥満にも繋がります。すると血糖値を下げるインスリンの分泌が妨げられて、ますます高血糖の状態になりやすいと言えます。

また、ストレスも血糖値が上がる大きな原因になります。私たちの体はストレスを感じると自律神経のバランスが崩れやすくなります。その状態が長く続くと正常にインスリンが分泌されなくなり、血糖値が上がってしまうのです。

上記の原因は食生活や生活習慣を見直すこと、ストレスを上手く発散することで改善が見込めますが、血糖値が上がる原因の1つには遺伝もあります。両親や兄弟、親戚など身内に高血糖の方がいる、あるいは糖尿病を患っている方がいる場合は、血糖値が上がりやすい体質が遺伝している可能性があります。

遺伝によって高血糖の状態になっている場合は、食生活などにそれ程問題がなくても、糖尿病などを発症するリスクが高くなります。ただ、病気自体が遺伝するわけではありませんので、高血糖の体質が遺伝したからといって、必ず病気を発症するということではありません。

上記で記載したように、血糖値が上がる原因はいくつかありますが、食事の内容を見直したり、生活習慣を改善することで糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクを下げることが出来ます。また、血糖値を正常に保つためにはストレスを溜め込みすぎないようにすることも大切ですので、適度に発散することを心がけましょう。

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