小児1型糖尿病とは?小児1型糖尿病の症状・特徴とは
小児期のお子さんを持つ親御さんにとって、お子さんの健康は非常に重視したいとお考えでしょう。割合は非常に少ないと言えるのですが、現代は小児期でも糖尿病を発症させる時がありますので、十分な注意が必要になります。
もし発症させた場合には、症状を見極めとで対処や治療を素早く取り入れられ、今まで通りの生活を送られますので、小児の糖尿病の症状をあらかじめ知っておくのが良いでしょう。
また、その小児の糖尿病の中でも、小児1型糖尿病とはどのようなもので、症状にはどういった特徴が表れるのでしょうか。この小児の時期には体に大きな変化があるため、それに上手く対応できる治療が重要なのです。
小児1型糖尿病とは?
小児1型糖尿病とは、小児期(2歳~12歳未満)に発症する1型糖尿病のことを指します。
糖尿病の中でも、中高年で太っている方に見られやすい2型糖尿病とは相対的と言えるもので、1型糖尿病は若い世代の細身の方に見られています。小児の早い時期に表れるのが小児1型糖尿病です。
小児1型糖尿病は、体内でインスリンを作っている膵臓のベータ細胞を攻撃して壊す、自己免疫によって起こされます。一般的に糖尿病は生活習慣病によるものと言われる時がありますが生活習慣病とは異なり、先天的なものとも違いますが、遺伝によって家系に何人も小児1型糖尿病が発症する場合もあります。
また、糖尿病というと、自覚症状が少ないのに進行が進んでいくという考えがあるかもしれませんが、1型糖尿病は異なる点が多くあります。
小児1型糖尿病の症状・特徴とは
小児1型糖尿病の症状や特徴とは、小児1型糖尿病の症状は、血液中の血糖を下げるインスリンが無いと、血糖が上昇し、糖が尿に漏れ出るのが見られます。
その他にも、倦怠感や疲れやすい、食べても痩せることや異常に喉が渇く、多飲による多尿が主な症状となります。数日から数週で急激に発症して、2型糖尿病と比べると、症状が自覚できるほど分かりやすい症状です。
小児1型糖尿病の症状が表れて1型糖尿病と診断された場合には、家庭でもできるインスリン注射や血糖の自己測定を行います。ただ、インスリン注射の方法や量などは、専門医に従って調整する必要が有ります。
特に小児期は体や心に成長や変化がみられる時期となっていますので、それぞれの時期にはなかなかスムーズに治療が勧められない問題も出てきます。うまく問題を乗り越えながら適切に治療をすすめていかなければなりません。
小児期の糖尿病にありがちな問題
小児期は、成長に合わせていくつかの問題が出る時があります。小児の糖尿病は、1型2型のどちらにも言えますが、本人や家族、学校や主治医の協力が無くては治療ができないものでもあります。
一般的に小児期といっても、乳幼児期や学童期、思春期などのそれぞれの時期に合わせた治療で血糖のコントロールができれば、学校や行事に参加するのは特に制限はありません。
ただ、小児期には発達の途中で他の病気になる時も考えられますので、小児期の発達を深く理解する専門医のもとで治療が必要となります。
時期に合わせて小児1型糖尿病を上手く乗り越えていきましょう。
乳幼児期の治療時の問題
血糖の変動が激しい、低血糖を把握しにくい、 まだ子供が小さく、治療を行えませんので家族の負担が大きい
学童期
ようやく自己管理ができるようになります。学校など家庭外の活動が増えますので治療に専念しにくい
思春期
本人が主体となる療養になる、二次性徴によって血糖値に変動が起きやすい、心身共に不安定になりがち
小児1型糖尿病治療に家族が出来ること
小児1型糖尿病治療に家族が出来ること、小児1型糖尿病は、病気の経験が少ない子供が発症しますので、最初のうちは症状を把握するのが難しいと言えます。まずは、小児1型糖尿病は本人だけではなく、周囲の協力やサポートが無くてはなりません。
家族ができるのは、まずは、本人に合わせたストレスの無い生活を送るのですが、特に、生活では食生活や運動など、体を作る基礎となるものが重要となります。
インスリン治療だけではなく、食事でのカロリーや栄養バランス、糖質の摂取も十分に見直していくのが必要です。
そこで、小児1型糖尿病のお子さんのためにも、ご家族で糖尿病に適した食事を取り入れていくのがおすすめできます。食事だけで血糖値を下げる藤城式食事法DVDでは、血糖値を下げる働きだけではなく、普段からカロリーや栄養バランスを意識できる食事もとれます。
インスリン治療よりも効果に期待できると言えますので、藤城式食事法を取り入れていくのは非常に大切です。

