高血圧と喫煙の関係は?タバコを吸うと血圧は上昇するの?

高血圧、つまり血圧が高くなっている状態は、なんとなく気分的にもカッカしている状態、あるいはストレスを感じている状態のように感じますよね。

逆に言うと、リラックスしている時は血圧も落ち着いているように感じます。ただ、自分ではリラックスしていると思っていても、血圧が上昇している場合もあるのです。

その一つが喫煙です。タバコを吸うと精神的にリラックス出来ますし、ストレス解消にもなりますが、血圧も同じように落ち着いているわけではありません。

そこで、高血圧と喫煙の関係について、またタバコを吸うと本当に血圧は上昇するのかについてまとめました。

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高血圧と喫煙の関係は?

高血圧と喫煙には深い関係があります。というのも、高血圧を引き起こす原因の一つとして挙げられるのが喫煙なのです。

タバコには様々な物質が含まれていますが、特に高血圧に関係するのがニコチンです。ニコチン中毒という言葉もありますので、ニコチンが非常に依存性の高い物質であることは一般的にも良く知られていますよね。

このニコチンには、実は血圧を上昇させる作用があるのです。そのため、喫煙後には血圧は上昇し、慢性化することで高血圧になる可能性が高いと言えます。

ニコチンによる血圧の上昇は、一時的なものではありますが、一日に何本も数ベビースモーカーの方は、その分高血圧になるリスクも高いでしょう。

タバコを吸うと血圧は上昇するの?

タバコを吸うと血圧は上昇します。上記で記載した通り、タバコに含まれるニコチンという成分には血圧を上昇させる作用があります。

どういった仕組みかと言うと、まず喫煙によってニコチンが体内に入ると副腎から血圧を上昇させるホルモンが出ます。

そして、ニコチンには、交感神経を刺激する作用もありますので、さらに血圧や脈拍が上がるのです。

また、タバコを吸うことでどのくらい血圧が上昇するのかと言うと、個人差はありますが、最高血圧であればおおよそ3~12mmHg、最低血圧ですとおおよそ5~10mmHgと言われています。

たいしたことがないと思う方もいるかもしれませんが、普段から血圧がやや高めの方であれば、喫煙によって高血圧だと診断される場合もありますよね。

喫煙による血圧の上昇は、数十分程度だとされていますが、チェーンスモーカーなど、連続してタバコを吸う習慣のある方は血圧が元に戻る前にまた血圧が上昇するようになりますので、かなり大きな負担になります。

喫煙は高血圧だけではなく動脈硬化の原因にも

喫煙は、上記で記載した通り高血圧を引き起こす原因になります。特に1日に吸う本数が多い方は慢性的な高血圧症状になっている可能性も高いでしょう。

そのため、喫煙習慣のある方で血圧が気になる方は、出来る限り早急に禁煙をすることをおすすめします。

また、喫煙は高血圧だけではなく、その他に様々な不調やトラブルを引き起こす原因にもなります。

特に、喫煙歴が長い方の場合は、長年蓄積された血管へのダメージによって、動脈硬化を発症するリスクが非常に高くなります。

愛煙家の方は辛いかもしれませんが、年齢を重ねても健康的な生活を送りたいなら、やはりタバコは百害あって一利なしです。

最近は、禁煙外来も増えていますので、どうしても踏ん切りがつかないという方は、一度医師に相談してみると良いでしょう。

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