高血圧は遺伝する?血圧と遺伝子の関係は?親から子へ遺伝する確率は?
高血圧だと診断されている親や兄弟、親戚がいると、自分もいつか高血圧になってしまうのではないかと不安になりますよね。
病院での診察の際にも、医師から身内に高血圧の患者がいるかどうかを尋ねられる場合もありますので、高血圧の家系に生まれたら必然的に自分も高血圧になるといったイメージを持っている方もいるでしょう。
ただ、そもそも本当に高血圧は遺伝するのでしょうか。そこで、高血圧は遺伝するのか、また血圧と遺伝子にはどういった関係があるのか、そして高血圧が親から子へ遺伝する確率はどのくらいなのかについてまとめました。
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高血圧は遺伝する?血圧と遺伝子の関係は?
高血圧は遺伝するかどうかについては、はっきりとした回答が難しいと言えます。
というのも、高血圧自体が親から子供へ遺伝するということはありませんが、高血圧になりやすい体質は遺伝する場合があるためです。
つまり、高血圧の親から血圧が上昇しやすい遺伝子を受け継いでいた場合、結果として子供も高血圧になりやすくなってしまいます。
もちろん、親から高血圧になりやすい遺伝子を受け継いだからといって、必ず高血圧になるというわけではありませんが、体質として血圧は上昇しやすくなります。
そのため、高血圧そのものが遺伝するということはありませんが、遺伝子によって家系的に高血圧になりやすい場合があるのは事実です。
ただ、親が高血圧の場合に子供も高血圧になりやすいのは、遺伝子だけが原因ではなく、むしろ生活習慣などの環境による影響が大きいと言えます。
子供が高血圧になるのは遺伝よりも生活習慣の影響が大きい?
親が高血圧の場合、確かに血圧が上昇しやすい遺伝子が受け継がれることで、子供も高血圧になりやすい体質になることはあります。
ただ、親が高血圧の場合に子供も血圧が高くなるのは、遺伝子よりも生活習慣などが原因になっている場合が多くあります。
親子が同じ家で生活をしていると、食事や運動などの生活習慣が似る場合が多々あります。つまり、親が高血圧になりやすい生活を送っていると、子供も同じように血圧が上昇しやすい生活習慣になってしまうということです。
遺伝子的な要因に加えて、こういった高血圧になりやすい生活習慣などの環境面が大きく影響することで、より子供が高血圧になりやすくなるのです。
高血圧が親から子へ遺伝する確率は?
高血圧が親から子へ遺伝する確率は、両親共に高血圧の症状がある場合はおおよそ50%、両親のどちらかに高血圧の症状がある場合は20%~30%程度だとされています。
つまり、両親が二人とも高血圧であった場合、2人に1人の子供は高血圧になる傾向があるということです。仮に、子供が2人兄弟なら、兄弟のどちらか1人は高血圧になる計算になります。
こういった確率だけを見ると、高血圧は遺伝的な要因が非常に強いように感じますよね。ただ、上記で記載した通り、高血圧になるのは何も遺伝子だけが原因ではありません。
仮に、両親共に高血圧の症状がない子供であっても、高血圧になるケースは多くあります。
親から受け継いだ遺伝子によって血圧が上昇しやすい、しにくいという点はありますが、子供が生まれてからの環境によって高血圧になるかどうかは左右されます。
そのため、親が高血圧かどうか、あるいは子供に血圧が上昇しやすい遺伝子があるかどうかに関わらず、高血圧になりにくい生活習慣を身に付けることが重要だと言えます。
遺伝に関わらず高血圧の予防や改善のための対策は必要
高血圧は、高血圧そのものが遺伝するわけではありませんので、親が高血圧だからといって子供が必ず高血圧になるということはありません。
ただ、親が高血圧の場合、血圧が上昇しやすい遺伝子が受け継がれることで子供も高血圧になりやすい体質になる場合があります。そのため、親や兄弟、親戚など高血圧の方が多い家系も存在します。
しかし、高血圧は遺伝だけではなく、食生活や運動習慣などが原因で発症するケースが多いと言えます。
そこで、親が高血圧だから子供も高血圧になるのは仕方ないと考えるのではなく、高血圧にならないためにきちんと対策をしましょう。
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