妊娠糖尿病の血糖値を下げるには?血糖値を下げる食事・食べ物とは
妊娠糖尿病になると不安になりますが、血糖値を下げることによって、入院する必要はなかったり、ご自宅で普段と同じように生活ができる場合があります。しかし、妊婦は栄養も摂らなくてはいけないため、食べ物を極端に減らしてしまうと、お腹の中の赤ちゃんに栄養が行き渡らなくなってしまい、赤ちゃんを流産する可能性もあります。
血糖値を下げながら、栄養のある食生活をしていかなければならないため、妊娠糖尿病の血糖値を下げるのは非常に難しいのです。そのため、多くの妊婦さんは栄養も摂れて、治療も確実にできる入院を選択するこ場合もあります。
妊娠糖尿病の血糖値を下げる際にはどうすればいいのでしょうか。また、血糖値を下げる食事や食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。
妊娠糖尿病の血糖値を下げるには?
妊娠糖尿病の血糖値を下げるには、主にインスリン療法や食事療法が行われますが、インスリン療法はインスリンを体に摂り入れる方法です。血糖値を測ったり、インスリンを体に入れるために注射器などを利用しますが、インスリンを体に入れることによって、食事後でも体が本来の働きをすることができるため、血糖値を下げることができます。
また、食事療法では、炭水化物を極端に減らすのではなく、インスリン療法も行いながら、食事療法を行うことによって、血糖値を下げることが可能です。
血糖値を下げるには
血糖値を下げるには、極端な話、炭水化物を摂らなければいいのですが、一般の方でも炭水化物を摂らないと力を出すことができません。食事を摂る場合は、バランス良く食事を行い、糖分が高い食べ物は極力選ばないようにしましょう。
食事は糖分を高くするので、血糖値が上がってしまいます。妊婦さんの中には、良く果物や甘いものを食べる方が多くいますが、これらの食べ物は糖分が多く含まれているため、血糖値を下げる場合は、甘い物や果物は極力控えましょう。血糖値を下げるには、野菜を多く摂ることが重要です。
また、たまに運動することも大切です。体が楽な状態の時には、運動することが重要です。
血糖値を下げる食事・食べ物とは
血糖値を下げる食事や食べ物とは、妊娠糖尿病中は甘い物や間食を控えなくてはなりません。では、どのような食事をするのがいいのでしょうか。
血糖値を下げる食事とは
血糖値を下げるにはキャベツや玉ねぎを食べると良いでしょう。特にキャベツは、ゆでて食べることで、血糖値を下げるといわれています。玉ねぎは血をサラサラにしてくれる成分が含まれているため、玉ねぎも同じようにゆでて食べることで効果があります。
おやつを食べたい場合はプレーンヨーグルトや焼き芋などを食べるといいでしょう。血糖値を下げるために、糖分が無いと感じられる果物を食べている方もいますが、果物を食べてから、妊娠糖尿病になってしまった方もいます。
果物は極力控え、おやつも食べないほうがいいでしょう。食物繊維が多い食べ物を食べることで、血糖値を下げられる可能性があります。キノコや海草、こんにゃくは血糖値を下げてくれる可能性があります。
また、オクラや山芋は血糖値を下げてくれるため、炭水化物を食べた時には、山芋やオクラも一緒に食べるといいでしょう。
血糖値を上げてしまう食べ物
糖分は、炭水化物のみに含まれているわけではなく、トマトなどにも含まれます。根菜類も血糖値を下げることができるといわれていますが、糖分が少々含まれているため、きんぴらごぼうや大根などは極力控えるようにしましょう。
大根のすりおろしや大根が多めに使われている食事も血糖値を上げる可能性があるため、食べないようにしましょう。
すべての野菜が血糖値を下げてくれるわけではない
すべての野菜が血糖値を下げてくれるわけではありません。和食を中心にすることは大切ですが、炭水化物をあまり摂らず、野菜類を多めに摂るようにしましょう。
また、調味料などにも注意しなくてはなりません。里芋の煮っ転がしには砂糖が含まれていたり、肉じゃがにもごぼうが多く含まれています。
野菜でも摂っていいものと妊婦があまり食べてはいけないものもあるため、野菜の糖度も確認して、食事を摂ることが大切です。キャベツや玉ねぎは血糖値を下げてくれるため、食事に必ず入れることによって、血糖値を下げることができるかもしれません。
妊婦は食事を多めに取りなさいといわれる場合がありますが、果物などを多く食べていたり、間食が多いと妊娠糖尿病になる可能性が高いのです。