子供糖尿病の症状とは?子供糖尿病をチェックするには
子供が糖尿病になった場合は親が気が付くか、家族が気が付く必要があり、ほとんど子供が気が付く時はありません。しかし、大人と同様に合併症に罹る危険性も高く、早めに治す必要があります。
初期症状を見逃さないようにして、子供の行動を見守るのも大切です。糖尿病は、大人ばかりが掛かりやすいと勘違いされている方もおりますが、23歳の方が掛かったり、15歳ですでに糖尿病を患っている方もいますので、現代の食生活では子供糖尿病に罹る方が非常に多いのです。
まずは、子供糖尿病にならないようにし、糖尿病の症状をしり、チェックするのが必要です。
子供糖尿病の症状とは
子供糖尿病の症状とは、大人とほとんど同じですが、「尿に泡がたつ」「トイレの回数が多い」「喉が渇く」「尿が臭い」「急に痩せてきた」などで子供の糖尿病だと判断したり、親や家族が十分にチェックするのが大切です。
トイレの回数が多い
トイレの回数が多いのは朝から夕方にかけて5~8回もトイレに行っていたり、夜中でも2~3回以上トイレに行っている場合やおねしょが頻繁に続ている場合は、子供糖尿病の症状によるものの可能性があります。
肥満気味になっている
肥満気味になるとインスリンが働いていない状態で、全てが脂肪に運ばれている可能性があります。また、肥満気味にも関わらず、食事の量は減らしていないものの、体重が変化するとエネルギーが体に行き渡っていない状態になり、体重が減少する場合もあります。
平地でも躓きやすい
躓きやすいのは足に血液が回りにくくなり、歩いている時や動いている時に、足まで血液が回っていない状態になり、足に感覚がなくなりますので、躓きやすくなります。
喉が異常に乾く
喉が異常に乾くのは、水分を摂っても腎臓の機能が働けていない状態になり、取った水分が体から全部出ていき、何度口を潤しても体の中の水分は全て尿に変わります。また、尿の量が多くなるのは、水分を多量に摂っているからです。
食後すぐに眠くなる
食後に辛い眠気に襲われている場合、食後はインスリンが分泌され、血糖値が上がりますが、急激に血糖値が上がると異常なまでの眠気におそわれます。
目に靄が掛かるようになった
目に靄が掛かっている場合は、合併症の可能性が非常に高く、早めに眼底検査をしなければ、視力が奪われ、戻らなくなる可能性もあります。
傷が治り難い
子供は良く外に出て、遊び、擦り傷などを作る場合もありますが、中々消えなかったり、傷口が塞がらない場合やさらに悪くなった時は、早めに病院に行き、見てもらいましょう。
子供が食べるものでも高カロリーの食材が増えています。食べ物を糖質からエネルギーに変えるまでのブドウ糖を作るには、インスリンが必要ですが、子供の糖尿病の場合でも、インスリン不足が起きる場合もありますので、食事をしている時には、家族で話し合いをし、不規則な食生活のせいで、糖尿病にならないようにしましょう。
子供糖尿病をチェックするには
子供糖尿病をチェックする場合は下記で当てはまっている項目にチェックしましょう。
子供糖尿病チェック
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1.家族や身内で糖尿病患者がいる
2.食生活が不規則気味だ
3.喉が渇き、水を3杯以上飲んでも喉が渇く
4.尿量が多くなった
5.尿に泡がたつようになった
6.尿が臭い
7.急激に体重が減った
8.肥満であるまたは太りやすい
9.視力が著しく低下した
10.傷が治り難い
11.体力が落ちてしまった
12.「疲れた」「だるい」などを言うようになった
上記のチェック表に2~3個以上当てはまっている方は、子供が糖尿病になっている可能性が非常に高くなりますので、肥満気味のお子様の場合は特に確認をするのが大切です。
チェック項目に当てはまっている場合は、子供糖尿病の可能性がありますので、子供の糖尿病の症状を確認するのは非常に大切なことです。