高血圧になりやすい飲み物とは?高血圧になりにくい飲み物とは

最近は塩分の多い食事が高血圧のリスクを高めることが広く知られていますので、高血圧の方は毎日の食事のメニューに気をつけている方も多いでしょう。

ただ、食べ物には気を使っていても、意外と飲み物はあまり気にしていないという方が多いのではないでしょうか。

食事と同じように飲み物にも高血圧のリスクを高める飲み物、逆に高血圧のリスクを下げる飲み物があります。

そこで、高血圧になりやすい飲み物、高血圧になりにくい飲み物についてまとめました。

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高血圧になりやすい飲み物とは?

高血圧になりやすい飲み物としては、やはりアルコール類が挙げられます。お酒の飲み過ぎが高血圧のリスクを高めるということは良く知られていますね。

ただ、高血圧の方はアルコールを一滴も飲んではいけないのかというと、そのようなことはありません。逆に適量のアルコールは血圧を下げる効果があるのです。

アルコールを摂取すると、血管が拡張しますので、一時的に血圧は下がります。また、アルコール類はリラックス効果もあり、血液の循環を改善させる働きもありますので、高血圧の方にとっては良い点もあるのです。

ただ、危険なのはアルコールを飲みすぎた場合です。確かにアルコールを飲むと一時的に血圧は下がりますが、長時間継続して飲んでいると、血管が収縮して血圧は上昇します。そして、さらに毎日過度な飲酒を続けると、慢性的な高血圧になってしまうのです。

また、お酒を飲む際にはおつまみを食べる方が多いと思いますが、おつまみは塩分が高い物が多いですよね。お酒と一緒におつまみを食べていると、より高血圧のリスクは高まります。

そのため、お酒を飲む際には、あくまでも適量を心がけることが大切です。また、味の濃いおつまみは避けて、出来る限り塩分の少ないものを食べるようにしましょう。

高血圧になりやすい食事とは?高血圧になりにくい食事とは

高血圧になりにくい飲み物とは

高血圧になりにくい飲み物としては、お茶や牛乳など血圧を下げる働きのある成分が含まれているものが効果的です。

お茶

お茶にはカテキンという成分が豊富に含まれています。カテキンは抗酸化作用が強く、血圧の上昇を抑える働きがあります。カテキンは、緑茶や紅茶、ウーロン茶など全てのお茶に含まれていますが、最も多く含まれているのは緑茶です。

また、血流の改善に効果的なルチンを多く含むそば茶も高血圧になりにくい飲み物として有効です。お茶は高血圧だけではなく、様々な生活習慣病にも効果的とされていますので、積極的に飲みたいですね。

牛乳

牛乳には余分な塩分を排出する働きのあるカリウムが豊富に含まれています。また、牛乳に含まれるカルシウムはカリウムの働きを助ける作用がありますので、高血圧の改善に効果的とされています。

ただ、牛乳はカロリーが多い飲み物でもありますので、飲み過ぎには注意が必要です。

コーヒー

コーヒーは、これまで高血圧のリスクを高める飲み物とされてきましたが、現在は逆に高血圧の予防や改善に効果があると言われています。というのも、コーヒーに多く含まれるカフェインには、血流を改善する働きがあるのです。

そのため、最近はコーヒーをよく飲む方の方が、高血圧になるリスクが低いとされています。ただ、コーヒーは刺激の強い飲み物でもありますので、あまりにも過度な摂取はその他の健康を損ねてしまう可能性もあります。

このように、飲み物にも高血圧になりやすい飲み物、なりにくい飲み物があります。高血圧の方は、食事のメニューに気をつけるのはもちろんですが、同時に摂取する飲み物にも気をつけたいものですね。

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